第27回 中国腎不全研究会学術集会


代表理事挨拶

一般社団法人中国腎不全研究会設立のご報告とご挨拶
皆様方には、ご多忙の折りにも関わらず、中国腎不全研究会にご参加ならびにご発表をいただき、有り難うございます。皆様にはこの場をお借りいたしまして、ご報告とともに、ご挨拶を申し上げます。
「中国腎不全研究会」は、設立以来27年にわたり、任意団体(非法人団体)としての当研究会と、ご支援をいただいております企業との共催運営で開催してまいりました。当研究会が開催する学術集会(中腎研)は、年を追う毎に発展を遂げ、現在では参加者数は1000名以上に登り、発表演題数140題を超える、西日本でも有数規模の地方研究会との評価を得てまいりました。
これもひとえに皆様方のご厚誼・ご支援の賜と、心より感謝申し上げます。
近年、学会や研究会等の学術集会が置かれている環境は、大変厳しくなっております。協力をいただく関連企業との関係においても、資金面のみならず人的支援を含め、学術集会に関与できる範囲が強く規制されてきております。
製薬業界における企業活動の基本ルールであります、公正な競争取引を行う規約いわゆるプロモーションコードの遵守や、不透明な学術研究助成費の削減など、学会等の学術集会と企業との共催運営は、これまでのような学術団体と企業との相互利害による協力関係は、今後ますます淘汰され、企業との共催運営は容易ではなくなるのが現状です。
しかしながら、当研究会は中国地方の腎不全医療におきまして、研究や研鑽成果の発表、施設間の交流や相互の情報提供など、研究会事業を通じて腎不全罹患者の福利に寄与することを、当研究会の言わば使命と捉えております。
そこで当研究会は、自立した運営が出来る組織として、また社会的権利能力のある法人として存立すべく、新たな学術団体「一般社団法人中国腎不全研究会」を設立いたしました。
来年度よりは、企業との共催運営を解消し、学術集会開催等の研究会事業の運営は、今ある中腎研から、一般社団法人としての中国腎不全研究会が、主催団体として引き継ぎ、自主・独立した組織として研究会運営を図ることといたしました。
今後の研究会運営に関しましては、現在、新法人におきまして、企業との社会的整合性のとれた協力関係を構築するとともに、施設会員制の導入や、企業セミナーの誘致等を含め、具体的な事業計画を策定し、準備に取り掛かっておるところでございます。
当研究会は来年度より新たな展開を迎えます。つきましてはこれまでと同様、皆様方には引き続きご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げる次第でございます。
さらに、次回学術集会におきましても、多数のご参加をお待ちいたしております。
最後に、皆様方の今後益々のご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。

2018年11月4日

中国腎不全研究会
代表理事 東堀裕司

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